オスロ（Oslo）の地図

首都郊外で乱射事件＝10人死亡、7人負傷―同時テロと断定・ノルウェー
時事通信 7月23日(土)5時29分配信

　【ロンドン時事】ノルウェーの首都オスロ北西部にあるウートオイヤ島で開催されていた連立与党・労働党の青年部集会で22日、男が銃を乱射し、現地からの報道によると、約10人が死亡、7人が負傷した。オスロ中心部では同日、大規模な爆弾テロが起きたばかり。警察当局は二つの事件に関連があるとし、同時テロと断定した。
　同国警察などによれば、男は爆弾テロ直後に発砲を開始。逃げ惑う人々に銃撃を加えた。警察官の格好をしており、背が高く、金髪だったという。事件後、男は逮捕された。男は32歳のノルウェー人。犯行声明などは今のところ出ていないが、手口からイスラム過激主義組織の犯行とみられる。労働党は、ストルテンベルグ首相が党首を務めている。
　警察当局者は記者団に対し、「爆弾テロと乱射事件に関連があると信じる十分な理由がある」と指摘。その上で、ウートオイヤ島で複数の爆発物が見つかったことを明らかにした。
　一方、オスロ中心部の爆弾テロの死者は7人に増加した。重傷は2人で、負傷者は100人ほどに上る見通し。在ノルウェー日本大使館によると、いずれの事件でも病院に運び込まれた人の中に日本人はいなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110723-00000017-jij-int